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ストラップにそんなに重たいモノぶら下げないけど、松葉の耐荷重の表記って必要?

こんにちは、スタッフの坂本です。

前回、前々回に続きまして、“松葉”ついてお話させて頂きます。

前回までは、松葉のヒモに焦点を当ててお話させて頂きましたが
今回は、”松葉”を構成するもう一つの部材 “本体”部分を紹介いたします。

松葉の本体(ベース、土台)について

松葉ヒモの中心の芯材が、引っ張る力に対して強い素材であることは
前回もお話させて頂きましたが、
ヒモを固定する”本体部分”も、ヒモの引っ張る力に耐えられなければ、
どれだけヒモが強くても、
松葉自体が、引っ張る力(牽引力)に耐えることは出来ません。

ですので、本体部分も、ヒモの引っ張る力を支える為に
“どれだけの力に耐えられますよ”
という基準が”耐荷重”というカタチで示されております。

耐荷重とは?

耐荷重とは、
その物体がどれほどの重みに耐えられるかを意味する言葉で
表示単位は、国際単位として統一採用されている
N(ニュートン)で示されます。

私もそうですが、
普段は重さの単位 キログラム / kg に慣れ親しんでいると

150N(ニュートン)と言われてもピンと来ないですよね。

例)ニュートンをキロに直すと 600N=約60kgf、1KN=約100kgf  となります。
本記事では、以下 N(ニュートン)では分かり難いと思いので

普段慣れ親しんだ キログラム / kg 単位に置き換えてお話させて頂きます。

耐荷重強化タイプ松葉 耐荷重15kgは、15kgまでぶら下げて大丈夫?

みなさんは、日ごろ、どんな場面で”耐荷重”という言葉を耳にしますか?

私は、日常業務でパーツに触れておりますので、
耐荷重という言葉も普段から聞きなれておりますが
職場以外で耐荷重を気にする事って何かなと考えました。

自分の日常で”耐荷重”を気にする場面

一番最初に思い付いたのは、棚などのモノを置く商品です。

私が棚を購入する場合、
デザインや使い勝手が同じような商品の場合は

耐荷重が何キロまでとか記載されているのと
何も記載されていない商品では、
”耐荷重”がきちんと明記されている方を選ぶと思います。
そして、耐荷重が記載されている商品には
もう一点、注意書きが記載されている事があります。

それは、耐荷重の負荷のかかり方です。

例えば、「棚板1枚の耐荷重30kg」 という表記がされていた場合

これは棚全体に均等に荷重がかかったときに耐えられる荷重が30kgということで、
一番重要な点は”均等”にという点です。

この”均等”にという点についての注意書きが、別で記載されている事が多いです。

”  棚板の1カ所に重心がかかりすぎたりする載せ方では
棚が反ったり、変形する場合があります。
物を載せるときには十分にご注意ください。” とこんな感じの注意書きです。

これは、耐荷重の表記がされているモノの殆んどに当てはまる注意だと思います。

では、実際に”耐荷重15kg”とされていたとしても
ネックストラップの先端に”15kg”もある重たいモノを付けて使用する方って
多分いないと思います。

じゃあ、ストラップに”耐荷重の表記”をする意味ってあるのかという疑問が出てきますね。

でも、これは何も疑問に思う事ではありません。

特に先端に重たいモノ付けていなくても
ストラップの通常使用時でも、15kgの力で引っ張られる事って十分に考えられるんです。

ストラップの先端に取り付けている、

     例えば、名札などが何かに引っかかったりしたと時に
     気付かずに引っ張ってしまう事ってあると思うんですが、
     この時に瞬間的に引っ張る力って思っているより、強い負荷がかかるんです。

この瞬間的にかかる力に耐える事が出来なければ、破損してしまい
結果、先端に取り付けられる名札やIDカード、携帯電話などの落下させることになります。

さすがに、携帯電話なら落とすと気付くかも知れませんが
名札、IDカード、USBメモリーなどの比較的軽いモノなら
落とした事にも気付かないかも知れません。

特にIDカードやUSBメモリーなどの情報が入っているモノを落として紛失してしまいますと
セキュリティー的にも問題になるでしょう。

このように耐荷重が15kgあるからと言って、
現実的に15kgのモノをぶら下げる事がないとしても
ストラップの通常使用の想定されるシーンでは
ある程度一定の”引っ張り力/牽引力”に耐えられる強度が必ず必要なのです。

クリンネック商品に採用されている松葉パーツを紹介させて頂きます。

脱着松葉(ストロング松葉ヒモ)


携帯松葉 (ストロング松葉ヒモ)


いかがでしたでしょうか?
3回にわたって、”松葉”というパーツについてお話させて頂きましたが
”松葉”パーツ一つにしても、
そのパーツが担う役割というものが、しっかりと存在しています。

ネックストラップってどれでもみんな同じような商品だと考えている方もいると思います。

ネックストラップに限らず、他の商品でも言える事だと思いますが
その商品の構成させる”パーツ/部品”の一つ一つの役割・意味を理解して
商品を検討するのと、何も理解せずに検討するのとでは
実際に使用した時の使い勝手等は大きく違ってくるでしょう。

せっかく購入するんだから、不満・ストレスを感じずに使用出来るのが一番です!

だから、ネックストラップ購入前に、少しでもパーツの理解をして頂けたらと思います。

今後も今回のようなパーツの説明をさせて頂こうと思いますので
記事がストラップ検討の参考にして頂けると幸いです。