毎日使用している社員証ネックストラップは、
業種にもよりますが、
汚れて臭いがしていても中々”洗う”という習慣が根付かないのが現状のようです。
ネックストラップの洗い方のお勧めは、
1本の場合、洗面器にお湯を入れて頂いて中性洗剤を適量に入れ
10分~数十分、ストラップを揉んでから付け置き致します。
そうすると、汚れがにじみ出し、薄茶色に滲んできます。
そのあと、すすぎ洗いを綺麗になるまで繰り返します。
乾いたタオルで社員証ストラップを軽く押しながら水分をとっていきます。
最後に、天日干しをして頂いて終了です。
さて、
普段あまりこんな洗い方をしないだろうという方法で
【ネックストラップ】を洗ってみました。
真似しないで!こんな洗い方はおススメしません。
ネックストラップは、金属パーツが付いておりますので
洗濯機をしようする事は避けた方がよいと思います。
ネックストラップに対しては、本当にハードな洗い方で
こんな洗い方は必要ないと思いますので、真似しないでくださいね。
ネックストラップを”たわし”でこすってみました。
一般的に企業様等の名入れ印刷は方法は、シルク印刷で行われています。
このシルク印刷のデメリットとして、摩擦に弱いという事が挙げられます。
摩擦に弱いという事は、擦らないほうが良いですよね。
でも今回は、
そこをあえてかなり強めの力で洗濯用たわしで
紐一本に対して10分程こすってみました。
靴の紐によく使用される【ポリエステル袋紐】のネックストラップの印刷は少し取れてしまいました。
ナイロン朱子織は、紐自体がしっかり織り上げていますので紐も印刷も大きな損傷は
見受けられませんでした。
フルカラー印刷の場合は素材がポリエステル平織りです。
シルク印刷ではなく、
昇華転写印刷(紐に染めるイメージ)で印刷致します。
印刷方法自体が違いますので
シルク印刷との比較にはなりませんが、色褪せもなく、特に大きな変化がなく関心しました。
ネックストラップを「塩素系漂白剤」の中に放置してみました。
こちらのテストは、本当にビックリしました。
「塩素系漂白剤」とは、よく”混ぜるな危険”と書いてるような商品です。
混ぜると有毒ガスが発生するらしので、それ自体の取り扱いにも注意が必要です。
色付きの衣類等にうっかり、
この塩素系漂白剤をこぼしてしまった経験がある方はご存知だと思いますが、
すぐにこぼれた部分の色が抜けてしまいます。
この強い塩素系漂白剤をなんと水で薄めないで
濃度100%で約30分放置してみました。
テストの結果、
ポリエステル袋紐のネックストラップの印刷の輪郭部分に少しクラックが入りました。
ナイロン朱子織は。意外と強く、パッと見では印刷の欠けは見受けられませんでした。
フルカラー印刷のポリエステル平織りを
塩素系漂白剤を濃度100%、
色褪せすらなく、特に大きな変化がなく驚きました。
ネックストラップは”洗える”ことができます。
実験も含めて、洗う事をテーマにお話しさせて頂きました。
まずは週末に、今お使いのネックストラップの洗濯を洗ってみましょう!